演奏会は5月27日、大阪狭山市文化会館SAYAKAホール大ホールにて午後2時開演されました。
本演奏会は2年に1度開催され、今回で9回目を迎えます。特に若手音楽家の演奏の機会として力を注いでいる貴重な演奏会です。
本演奏会は、フランス出身のヤニック・パジェ氏の指揮により、大阪教育大学シンフォニーオーケストラの演奏で、ノルウェーの作曲家グリーグ作曲「ペール・ギュント」第1組曲、ハンガリーの作曲家でフルート曲で有名なドップラー作曲「2本のフルートのための協奏曲」、アルメニア出身の作曲家ハチャトゥリアン作曲・組曲「仮面舞踏会」「剣の舞」、最後にベートーヴェン作曲交響曲第9番「合唱付」の第4楽章を135名の合唱と4人のプロのソリストを加え演奏されました。
宮本さんと酒田さんは、「2本のフルートのための協奏曲」をオーケストラをバックに演奏しましたが、大変難しい演奏を、2本のフルートが息の合った音色を奏で、早いパッセージもぴったりと、また緩やかな部分は情感豊かに、素晴らしい音楽を聴かせていただきました。盛大な拍手が鳴りやみませんでした。
ちなみに、私は第九の合唱に参加させていただき、歓喜とともに歌い終え、満足して帰路につきました。
尚、酒田さんは、7月にフランスに留学を予定しております。演奏終了後、第12回関西支部総会での記念演奏のお礼と本日の素晴らしい演奏の感想を伝え、再会を楽しみにしてお別れしました。
2人の演奏は、CDが出来上がりましたら、早速何度も聴きたいと思って楽しみにしています。