2019年12月5日木曜日

関西支部第14回総会開催

  武生高等学校同窓会関西支部第14回総会が、令和元年10月19日、大阪道頓堀ホテルにおいて、ご来賓に、同窓会本部・井上和治氏、同窓会関東支部長・小倉征彦氏、石川県支部副支部長・横川洋子氏、東海支部長・馬場文雄氏、武生高等学校校長・田中宏明氏、武生高等学校事務局・水島勝彦氏、福井県大阪事務所所長・清水邦夫氏を迎え、会員併と合わせて42名の参加で盛大に行われました。






 総会は、山川勇郎支部長代理(S38卒)の司会で始まり、冒頭、三好支部長(S41卒)の挨拶では、「歩こう会」「女性部会」「古寺巡礼の会」などの活動を活発に行っているにもかかわらず会員減少傾向にあり、何とか若い人達が参加できる会にしたい。と皆さんの協力を要請しました。



 続いて同窓会本部・井上和治氏より、来春開催予定の同窓会本部総会への参加要請をはじめ、新幹線の工事、ホテル建設、外国人の増加、商店街の状況など、越前市の現状を紹介いただき、関西支部の更なる活発な活動を期待しているとのご祝辞をいただきました。

次に武生高校校長・田中宏明氏より、母校の生徒数の近況、大学進学状況をはじめとし、池田分校の閉校、理数科の廃止、探求進学科の新設の紹介とともに、伝統に誇りを持った校風は変わらない旨ご紹介いただきました。さらに福井県の中学生の減少傾向に伴う高等学校の再編計画もご披露頂きました。
 議案に移り、石橋洋一氏(S41卒)を議長に選任し、平成29年度、30年度の活動報告、財務状況報告が承認されました。引き続き三好支部長より役員を含めた新組織の提案がなされ、全会一致で承認され、新体制がスタートしました。
 続いて、2018年9月に若狭町に建設された「年縞博物館」の学芸員、長屋憲慶氏に『福井県年縞博物館と年縞 -年縞博物館の紹介を中心に-』と題した記念講演をいただきました。 
内容として、三方五湖の一つ水月湖湖底より採取した、世界で唯一の全長45mに及ぶ完璧な7万年分の年縞は、人類史上の主要な部分をすべて網羅するほどの長い歴史におよび、火山灰、葉など堆積物、特に草花の花粉などから正確にその気候変動を類推でき、またその膨大な1年ごとのシマシマが年代の正確な「ものさし」として利用することが出来ることで、大変学術的に貴重なものであること。そして、発見された経緯、年縞の詳細、年代の「ものさし」になった経緯、それが世界的に認められた経緯など詳細にわかりやすく説明がなされました。
 年縞博物館は、三方湖のほとりに立地しており、45mの年縞の展示はもとより、ビデオによる年縞の紹介、人類と環境の歴史も展示しております。博物館の設立は学術雑誌SCIENCE級の論文10本分の価値があるともいわれ、今後は酸素・水素の同位体比の測定により、世界中の尺度と比較できることになる期待が込められており、世界に誇れる活動、展示をしていきたいと結び、講演を終了しました。
 続いて、集合写真の撮影を行い、引き続き懇親会に移りました。
 懇親会は、引き続き山川支部長代理の進行で進められ、三好支部長挨拶に始まり、加藤酒造様(加藤団秀様S51卒)のご厚意で寄付していただきました清酒『梵』で、小倉関東支部長の音頭による乾杯。それぞれに旧交を温める中、来賓紹介、ご祝辞、エレクトーン演奏、合唱、校歌斉唱、抽選会など大変楽しい時間を過ごしました。

 また、福井県清水大阪事務所長からは、ふるさと納税(特に母校応援寄付)についてのプレゼンもあり、参加者の協力要請がなされました。 
 おわりに馬場東海支部長、横川石川県副支部長のご発声で、万歳三唱を行い、関西支部・母校の発展、参加者の健勝を祈念し、次回の総会での再会を期し散会しました。






















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